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能力のインフレが起きてしまった『F』を教訓

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導入されたシステムは、それ以後発売される作品の基礎となるシステムを持つ。

ゲームバランス
能力のインフレが起きてしまった『F』を教訓にゲームバランスの大幅な見直しが行われた。宇宙では戦闘力が低下していたスーパー系ユニットの地形適応が修正され、ガンダム系オールドタイプパイロットの能力も上昇した。モビルスーツのビームライフルがP属性(ユニット移動後に使用可能)の武器となったのも本作からである。ただし能力が低いモビルスーツへの救済措置であったため、Ζガンダムなど一部のMSのビームライフルはP属性ではなかった。
戦闘アニメカット
戦闘アニメのON・OFF機能が初めて搭載された。それまでは製作スタッフの「戦闘アニメを見てほしい」というこだわりにより搭載されていなかった。[1]
距離の概念
戦闘に距離や高さの概念が導入された。高所から低所への攻撃や、距離が近くなるほど命中率が上昇する。距離の概念は第1作『スーパーロボット大戦』でも導入されていたが、本格的に採用されたのは本作からである。
熟練度
このポイントが高ければゲーム難易度が上昇し、隠しユニットを手に入れる機会も得られる。後の作品では条件を満たすことで1シナリオにつき1ポイント上昇する仕様だが、本作では選択肢で上昇することがある。また1シナリオに「数ポイント上昇」・「変動しない」・「減少する」というケースもある。
ユニット換装
インターミッション時に、機体の装備を変更できるシステム。本作では「ヒュッケバインMk-III」と「V2ガンダム」が対応している。
防御攻撃
反撃時のコマンドの1つで、被ダメージを軽減しつつ反撃を行うもの。効果は「受けるダメージは通常の75%」・「反撃で与えるダメージは50%」・「相手の攻撃は確実に命中する」。以後の作品では採用されていないコマンドである。
合体攻撃
DC版で新たに追加されたシステムで、ディスクメディア作品では初の採用となった。なお本作には後の作品で登場していないものもある。
システムの詳細はスーパーロボット大戦シリーズのシステム#武器パラメータを参照のこと。
ミニゲーム
PS版ではポケットステーションにスロットゲームの「サイスロット」とシューティングゲームの「サイシュート」の2つのミニゲームをダウンロードする事が出来る。獲得したスコアに応じた資金をゲーム本編に還元する事が可能になっている。ただし資金に還元出来るのは1ステージにつき1回だけとなっており、ミニゲームで無限に資金を稼ぐ事は出来ない。なおDC版ではビジュアルメモリにダウンロードできるミニゲームは用意されておらず、以後の作品にも採用されていない。

DC版での変更点
後発のDC版はPS版から様々な改良が施された。

登場作品に「機甲世紀Gブレイカー」が追加された。
『α外伝』以降の作品に続かず、本作で完結するシナリオ分岐が追加された。またPS版と共通のシナリオにも手直しが加えられている。
メディアがCD-ROMからGD-ROMに変わったことで、様々な演出強化がなされた。
上記のように戦闘シーンがフルポリゴンの3Dグラフィックで制作され、戦闘アニメの中断も可能となった。
MAP画面が3Dグラフィックで制作され、回転させる事が可能となった。
3Dグラフィックで描かれた新たなデモが追加された。
画像の表示機能の向上にあわせてアニメ調に塗られた顔グラフィックが描きおこされ、バストアップは以後の作品でも使用された。
合体攻撃が追加され、ミニゲームは廃止された。
バランス調整が行われ、ユニットの性能や習得精神コマンドが変更された。
オフボーカル版のみの収録であった「愛・おぼえていますか」は、ボーカル版が新たに追加された。なおリン・ミンメイ役の飯島真理はDC版のTVCMのナレーションにも起用された。僅か数十秒のCMのために、スタッフが飯島が当時在住していた米国のロサンゼルスにまで足を運び、収録を行ったという労作でもある。[要出典]
攻略本通りに進めても戻らないオリジナル主人公の恋人の記憶が、攻略本通りに戻るようになった。

オリジナルキャラクター
本項は『α』のストーリー内での説明を行う。各キャラクターの詳しい説明はバンプレストオリジナルのキャラクター一覧を参照のこと。 本シリーズでは旧作で敵であった「ディバイン・クルセイダーズ」が味方として登場しているが、総裁であるビアン・ゾルダークは「人類に逃げ場なし」の言葉を残して木星圏で行方不明となっている。

オリジナル主人公
『第4次スーパーロボット大戦』や『F』と同様に8人からの選択タイプ。性格によって対応する恋人が決まっているのも同じ。デザインは河野さち子が担当。

主人公と恋人は、スーパー系では「マジンガーZ」の兜甲児や弓さやかのクラスメイトで、搭乗機体はグルンガスト弐式と龍虎王。リアル系ではマオ・インダストリーの社員で、搭乗機体はヒュッケバインMk-IIとヒュッケバインMk-III。これまでの『第4次』や『F』とは異なりストーリー上重要な役割を演じ、様々な他作品と絡むイベントも多い。

どちらの場合も戦闘に巻き込まれて恋人が行方不明になってしまう。その後、主人公はロンド・ベル隊の一員となって戦うこととなり、恋人は記憶を失うがイルムに保護されて共に行動することとなる。イルムと恋人は目的の為に、主人公と戦闘をすることもあったが、最終的にはロンド・ベル隊に合流する。攻略本では「恋人ポイント」が一定の数値に達している場合に、エンディングで恋人の記憶が戻るとなっているが、PS版では特に変化は無い。

ブルックリン・リョウト・クスハ・レオナの4人は本作に先駆け、『スーパーヒーロー作戦』にてセーブキャラクターとして登場している。なおこの4人の声優には、当時バンプレストの子会社であったミューラスに所属していた新人声優が起用されている。

以後のαシリーズでは、クスハがスーパー系主人公に、そしてブリットがそのパートナーと公式設定されており、それ以外の6人は登場しない。また『第2次α』のアラド編では、ヴィレッタのヒュッケバインMk-IIIが本作でリアル系主人公の使用した機体である事が明確に語られている。

ブルックリン・ラックフィールド
真面目で正義感が強い性格。愛称は「ブリット」。『第2次α』以降はクスハのパートナーとして活躍。なお、主人公に選んだ場合のEDではロンド・ベルを離脱しDCに入り、それまでの経験を生かして人型機動兵器のテストパイロットをやることになった。
リョウト・ヒカワ
内気で心優しい性格。EDではロンド・ベルに残った。
ユウキ・ジェグナン
沈着冷静で頭脳明晰な性格。愛称は「ユウ」。この頃から異星人や怪奇現象の存在を認めておらず、内心ではパニックに陥っているという設定は存在するが、ゲーム中はそんな素振りを見せなかった。逆に、『OG2』でも描かれた紅茶好きの一面はこの頃から健在で、EDで名台詞を残している。EDではロンド・ベルを離脱して宇宙開発公団に入った。
タスク・シングウジ
能天気で楽観主義者な性格。EDでは破嵐万丈のもとで戦後復興に努めることとなった。
リオ・メイロン
真面目で正義感が強い性格。この頃からマオ社の重役の娘という設定はあるが、ストーリーでは無視されている。
クスハ・ミズハ
内気で心優しい性格。EDでは医者を目指して勉強を始めており、『第2次α』序盤に繋がっている。ちなみに、この時点で栄養ドリンクを作るのが趣味という設定は存在せず、リュウセイの幼馴染という設定もない(リュウセイの幼馴染という設定が確立された後もαシリーズにおいては使われておらず、『第3次α』のスペシャルシナリオではそれをネタにした会話がある)。なお、以後のシリーズではスーパー系主人公として扱われるが、本作の初期設定ではリアル系主人公となっている。
レオナ・ガーシュタイン
沈着冷静で頭脳明晰な性格。この頃からライと従兄妹同士という設定はあるが、ストーリーでは無視されている。料理が下手で、さらに音痴(後者の欠点は『OG』シリーズでもまだ使われていない)。後に彼女の声優を務めた榊原ゆい(当時の芸名は雛野まよ)は「レオナを演じた際、収録を待っていたら、オーディションで録った声が発売されたゲームに使われて驚いた」と語っている[要出典]。EDではロイ・フォッカーやブルーノ・J・グローバルの勧めもあってSDFへ所属することになった。
リルカーラ・ボーグナイン
能天気で楽観主義者な性格。愛称は「カーラ」もしくは「リルカ」(後者はゲームでは使われていない)。EDでは芸能界デビューを目指して頑張っている。なお、この時点で弟がいるという設定は存在しない。

超機大戦SRX
『新スーパーロボット大戦』等に登場したSRXチームや、『スーパーヒーロー作戦』の主人公達。設定や世界観の再構築が行われた。ルート選択ではブライト艦に所属してることが多い。各キャラクター及び搭乗機体の詳細はSRX計画参照のこと。

リュウセイ・ダテ
「超機大戦SRX」の主人公キャラ。R-1及び、SRXのパイロット。
ライディース・F・ブランシュタイン
R-2のパイロット。専用BGM「ICE MAN」は今作から登場した。
アヤ・コバヤシ
R-3のパイロット。『新』では月面ステージのMAP画面BGMだった「PSYCHIC ENERGY」が今作よりアヤの専用BGMとなった。『新』では「機動戦士ガンダム」のアムロに心惹かれていたが、今作ではイングラムに心惹かれている。
イングラム・プリスケン
『スーパーヒーロー作戦』の男主人公(乗機はR-GUN)で、本作ではSRXチームの教官として登場。乗機はR-GUNパワード。主人公やリュウセイのサイコドライバーとしての覚醒を促す為に暗躍する。中盤に裏切り敵となるが、条件を満たせば最終面で味方にすることが可能。なお、DC版の追加ストーリーでは最後まで生存するが、EDではいつの間にか死んだことにされている。
ヴィレッタ・バディム
『スーパーヒーロー作戦』の女主人公。本作では姓が変更され別人として登場する。今作では敵としての登場期間が長く、仲間になるのは終盤となる。本作の専用BGMはレビと共通の「MARIONETTE MESSIAH」。
カーク・ハミル
ゲームに登場するのは今回が初めて。
ロバート・オオミヤ
ゲームに登場するのは今回が初めて。
ケンゾウ・コバヤシ
アヤの父親。ゲームに登場するのは今回が初めて。中盤に僅かに登場する程度。

魔装機神 THE LORD OF ELEMENTAL
本作では、はじめて阪田雅彦の手を離れての魔装機神のキャラクター達が描かれることとなった。時系列的には魔装機神第一章終了後。旧シリーズで言えば『第2次』の頃である。分岐ではグラン・ガラン隊にいることが多い。

マサキ・アンドー
旧シリーズと似たような扱い。リュウセイとの会話シーンが多い。DC版ではアカシックバスターとT-LINKナックルの合体技を使用している。
クロ、シロ
今回もネコ好きの赤木リツコ博士にかわいがられている。
ミオ・サスガ
とある条件を満たすと、ちらっと登場する。
リューネ・ゾルダーク
ビアンと共に木星圏へ向かう。その後、ジュピトリアンと対立し、追われているところをマサキが助けた。
シュウ・シラカワ
DCの副総裁として登場。今回は味方。様々な場面で圧倒的な能力を見せ付けてくれる。ただしドリームキャスト版の新ルートではラスボスとして立ちはだかる。
チカ
シュウの使い魔。ほんの少しだけ台詞があるがシュウ以外とは絡まない。『LOE』ではチカはこの時点ではラ・ギアスに残されている事になっている。

その他、味方
イルムは「ライバル」であり、加入条件に「ライバルポイント」が関係しているが、ストーリーや演出ではライバルらしくない。主人公がリアル系の時はグルンガスト改、スーパー系の時はヒュッケバインEXに搭乗している。

イルムガルト・カザハラ
主人公の恋人を保護し、ヒュッケバインやグルンガストを強奪して軍を出奔した。シナリオ「ギア・オブ・ディスティニー」で条件を満たせば加入する。その際、リューネとの会話によるとゲシュペンストでヴァルシオーネと模擬戦をしたこともあるとか。『F』に比べて一気に10歳老けた。なお、『α』の設定では『LOE』第1章でマサキが一度地上に上がった際に遭遇した連邦軍のパイロットはイルムという事になっている。
リン・マオ
マオ・インダストリーの社長。イルムの元恋人。今回は脇役としての登場でパイロットにはならない。どうやらイングラムにも心惹かれていたらしい描写が存在するが、以降の作品にこの設定は登場しない(後に再び競演を果たしたOGシリーズにおいても存在しない)。
安西エリ
今回は蚩尤塚で龍虎王などを調べており、それを狙うBF団に追われている。

[編集] エアロゲイター(ゼ・バルマリィ帝国監察軍第7艦隊)
『α』の時点ではキャンベル星、ボアザン星はゼ・バルマリィ帝国に征服されている。また、パプテマス・シロッコやシャピロ・キーツは第7艦隊に取り入っており、幹部扱いである。シャピロは戦闘時にはエゼキエルやハバククに搭乗している。

ラオデキヤ・ジュデッカ・ゴッツォ
第7艦隊の士帥。PS版ではユーゼスに利用されていたが、DC版追加ストーリーでは真のラオデキヤがユーゼスを手玉に取る形で登場する。『スーパーヒーロー作戦』でも少しだけ登場した。
ユーゼス・ゴッツォ
科学者。PS版のラスボス。クロスゲート・パラダイム・システムを完成させる為に暗躍・奔走する。
レビ・トーラー/マイ・コバヤシ
エアロゲイターの指揮官。本作から、アヤの妹「マイ・コバヤシ」という設定が付加された。最終的にはロンド・ベル隊に保護される。R-GUNのパイロットになることも。レビ=マイというのはこの時点ではあくまで推測であり、ゲーム中ははっきりとしていないのだが、『OG2』以降マイの初出は本作という事にされている。「愛・おぼえていますか」のメロディに反応していた。

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2009年01月24日 11:43に投稿されたエントリーのページです。

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