フレア (Flora)
バトランドに住む女性。夫のアレクスが行方不明となり、頭を悩ませている。作中での台詞から、道具屋の主人と離婚していたことが分かる。ライアンに自分をイムルの村にいる夫のもとへ連れていってもらい、記憶を失った夫の記憶を呼び戻すため、「ぱふぱふ」を披露する。
アレクス (Alex)
フレアの夫。魔物に襲われたショックで精神が子供還りし、パンを盗んでイムルの村の地下に投獄されている。フレアの「ぱふぱふ」によって精神を取り戻す。精神が子供還りしているあいだにイムルの子供たちと一緒に遊んだことがあり、精神が復元すると、ライアンに重要な情報を与える。
ププル (Pocos)
イムルの宿屋の息子。ピサロの手先の陰謀により、湖の塔に連れ去られる。
メイ (May)
女性旅芸人であり、フレノールでニセのサントハイム姫を演じている最中に誘拐事件に遭う。2人のお供がいる。PS版では第五章で、アリーナが馬車の外にいる時にお供のワリフト、プライ[注 15]とともに移民として登場する。
モニカ (Mia)
エンドールの姫。父親(エンドール王)が、武術会で優勝した者と結婚させると言い出し、困り果てている。
リック (Reed)
ボンモールの王子。エンドールのモニカ姫に恋しているが、ボンモール国王がエンドールに戦争を起こそうとしていることを知り、ボンモールを訪れたトルネコにモニカへの手紙を託す。トルネコにしか読めないくらい字が下手であるという。後にモニカと結婚する。
リンダ
モンバーバラで働いていたバニー。キングレオ城に連れて行かれそうになったところを、神父グレービー[注 15]に助けられて逃げ延びる。PS版では第五章で、それぞれ女性とおじさんの姿で移民として登場する。
ルナ[注 15]、ピピン
アッテムト鉱山に出稼ぎに行った父親に会おうと、ハバリアまで来た姉弟。PS版では第五章で移民として登場する。
キングレオ王
先代のキングレオ城の王。世間では死んだと伝えられているが、実際は怪物化した息子のキングレオにより投獄されている。第四章でキングレオに敗北して投獄されたマーニャとミネアに乗船券を与え、牢屋から逃がした。第五章では牢屋の中で息絶えている。
リバスト (Ruvas)
かつて天空の鎧を身に纏い、アネイルの町を自らの命と引き換えに魔物の手から守った戦士。ゲーム中では、夜になると亡霊として登場する。天空の装備を身に纏って魔物と戦ったという点では、先代の勇者であるとも言える。『知られざる伝説』や『モンスター物語』および小説版では「リバスト・ラル・クルトス」というフルネームとなっており、彼について詳しく語られている。
ヒルタン (Howden)
ミントスに住む老人。世界のことについて詳しく、「商売の神」とも言われている。かつては伝説の武器を探して世界を奔走していたが、結局見つけることはできず、生活も安定してきたため、旅をあきらめてミントスで宿屋を経営している。
敵キャラクター
ピサロとその手下
ここで挙げるのは、最終ボスであるピサロ、およびその手下であることが作中で明らかになっているキャラクターである。
カツサン オーダー メルトン キートーン 市田柿 オーララ ミルク 総合山風 スズラン レングス もくず フリル ジスト カッター チュニジ 紅の空 ピンプリ 凪笛 蜃気楼 除の鐘 パトロール オーバー リンター ダイア ヒプノ フィート ズーム ミニコミ 総合大河 マシン トッシュ テトラード フラワー シーエス ラカイト フシグロ トラッ オパール ネービー リスク ザーボード ボエポン ダイジ マター スケール セクト アスン アサイン チューン アース
ピサロ (Saro / Psaro)
魔族の王であり、第五章の最終ボス。人間を嫌い、「デスピサロ (Necrosaro / Psaro the Manslayer)」を名乗って勇者の出現を阻止しようともくろむ。その強さと冷酷さにより人間には恐れられているが、部下の魔物たちからは崇拝されており、ロザリーヒルの住民にも信頼されていた。人間に襲われていたロザリーを助けた後、ロザリーと2人で暮らしていたが、ある日世界征服の野望を抱いて村を飛び出したことが、住民によって語られている。世界を魔族のものにするべく、地獄の帝王の復活のために奔走し、ロザリーに対し人間を根絶やしにする決意を語る。その後、ロザリーを人間に殺されたことで憤怒と狂気に任せ、さまざまな研究・実験の末に完成させた進化の秘法を自らに施す。その結果、肉体は比類なき強力なものになったが、精神がそれに耐えられずに自我が崩壊。記憶は失われ、人間を根絶やしにするという意思のみで存在している。デスキャッスル城を抜けた大きな山の奥にて勇者たちを待ち受ける。
リメイク版の第六章では、主人公たちの手によって蘇ったロザリーの涙により、進化の秘法が解けて主人公たちの仲間となる(NPCではなく、導かれし者と同様の扱い)。初期状態から既に即戦力になるほどの実力を持っている。特技や呪文は高レベルで攻防補助とバランスがとれており、かつ「ジゴスパーク」「マダンテ」などの強力なものを習得する。また、呪いの装備を呪われず、不利な効果を受けずに装備できるという特徴も持つ。
エビルプリースト (Radimvice / Aamon)
邪心に満ちた大神官。人間を仕向けてロザリーを殺害させた真犯人である。闇の世界でデスキャッスルの結界を守る魔物のひとりとして登場する。FC版、CDシアター版ではデスピサロの忠実な部下であり、ロザリーを殺害させたのもピサロを新たな帝王にするための行動であると本人が語っている。リメイク版ではピサロに忠誠を誓っているのは表向きであり、ピサロに取って代わって魔族の王にならんと面従腹背しているという、小説版における設定に近いものとなっている。
第六章では進化の秘法を完璧なものにして(本人談)デスパレスに君臨し、真の最終ボスとして登場。第六章での戦いでは馬車は使えず、ピサロとほかのキャラクター最大3人で戦うことになる。
アンドレアル (Anderoug)、ヘルバトラー (Infurnus Shadow)、ギガデーモン (Gigademon)
エビルプリーストとともにデスキャッスルの結界を守る魔物たち。
アンドレアルはドラゴン系の魔物。エビルプリーストと同じく幹部級のモンスターであるが、戦闘時は3体で登場し、同種の魔物を、倒されても何度でも呼び出す。デスピサロに対する忠誠心の篤さは、今際の際の台詞から見て取れる。
ヘルバトラーは牛のような姿の魔物で、勝利すると必ず「奇跡の剣」を落とす。高い攻撃力と、「イオナズン」などの全体攻撃で猛攻を仕掛ける。ピサロに対して最も高い忠誠心を持つモンスターの1匹である。
ギガデーモンは棍棒を持った巨躯の魔物。打撃攻撃はミスが多いが、ときおり痛恨の一撃を出す。その外見からかリメイク版ではマーニャに「アタマの弱そうなの」と形容されたが、主人公に背後の床を調べさせてその隙に不意打ちを仕掛けようとする狡猾さも持っている。
ピサロの手先 (Saro's Shadow)
バトランド北西の湖の塔に潜むデスピサロの部下。「そらとぶくつ」でイムルの村の子供たちを拉致し、伝説の勇者を子供のうちに殺害しようと企む。巨大な目玉を持つ魔物「大目玉」と一緒に現れる。MPは無限であり、「メラ」「ギラ」の呪文と火の玉を使う。
バルザック (Balzack)
エドガンの弟子でありながら、進化の秘法を欲して師を殺した。キングレオ城の王・キングレオをバックに付けて進化の秘法を自らの体に施し、魔物と化す。強力な呪文攻撃を仕掛けてくる一方で「ベホマ」の呪文で完全回復する。第五章ではさらにパワーアップし(リメイク版のモンスター図鑑では「バルザック+」と表示。ギガデーモンの色違い)、ヒャダルコや吹雪といった氷の攻撃を得意とする。人々が居なくなった後のサントハイム城を占拠するが、非常に高慢な態度をとり、部下の魔物たちからも嫌われている。本人は、神に近い肉体を得たと豪語し、ピサロを超えたつもりでいたが、実はピサロに黄金の腕輪無しでの進化の秘法の限界を計るための実験台に使われていただけであった。勇者たちに倒されると、配下の魔物から罵られながら最期を遂げる。
キングレオ (Keeleon / Marquis Regent)
キングレオ城を支配している、手足を合計8本生やした巨大なライオンの魔物である。最初はバルザックを配下に置いていたが、バルザックがさらなる力を手に入れたため、捨てられる形となった。リメイク版では、キングレオ城の王子が進化の秘法を使った姿であるという、『知られざる伝説』や小説版に近い設定が追加された。FC版では主人公たちに倒されるとそのまま息絶えるが、リメイク版では人間に戻り、怪物化していた時の記憶はすべて失くした状態となる。
呪文と吹雪による全体攻撃と、高い攻撃力による打撃で連続攻撃をする。第四章と第五章で、実質2回戦うことになる。第四章のキングレオは通常では勝つことが不可能な負け戦闘であり、倒した場合でもFC版では戦闘がエンドレスで続き、リメイク版では負けたときと同様に物語が進む。
ピサロナイト (Saroknight)
ロザリーヒルでロザリーの護衛をする鎧の魔物。相手の呪文を封じる「せいじゃくの玉」を持ち、戦いでは何度も使用する。『知られざる伝説』や小説版では、本名は「アドン」となっており、その過去について詳しく語られている。
そのほかの敵キャラクター
ここで挙げるのは、ピサロとの関連がないか、あるいは関連が作中で語られていない敵キャラクターである。
カメレオンマン
ピサロの手先の色違いで、2匹の暴れ狛犬を引き連れている。テンペの村で娘を生贄にして恐怖に陥れていた。ホイミや眠り攻撃を使う。
裏切り小僧
裏切りの洞窟に住む、鬼に翼が生えたような姿の魔物。マーニャやミネアに化け、主人公を襲おうと企む。ホフマンの仲間であったが、裏切りの洞窟でホフマンを裏切ってモンスター化したと言われている。
灯台タイガー
大灯台を占拠し、邪悪な黒い炎でコナンベリーを出航する船を沈没させ続けているトラの魔物。攻撃力が高く、炎の戦士2匹と共に戦う。PS版では同種の移民モンスターも登場する。
盗賊バコタ
ガーデンブルク南東の洞窟を隠れ家としている盗賊。ガーデンブルク城に忍び込んでシスターのロザリオを盗みを行った際に主人公らに自分の濡れ衣を着せた。普段は詩人のようなグラフィックだが戦闘時には武闘家のような格好で戦う(武術会で登場するミスターハンの色違い)。強い攻撃力を持つだけでなく「ヒャダルコ」「スクルト」などの呪文も使いこなす。魔物ではないためモンスター図鑑には掲載されない。最終的には事件が彼の仕業であることがばれ、ガーデンブルク城兵士に逮捕された。なおリメイク版では『ドラゴンクエストII』のラゴスやカンダタのような大盗賊になりたいという設定が追加されている。かつては相方と組んでいたが、その人物はボンモール城の牢屋に収容されている。
ミスター ハン
エンドールの武術大会でアリーナが第1回戦で戦う武闘家。ひたすら通常攻撃を行う。小説版ではメイを人質にとって黄金の腕輪を要求する盗賊と同一人物となっている。PS版では、第五章でアリーナが仲間にいると移民として再登場し(後述のラゴス、ビビアン、サイモン、ベロリンマンも同様)、外見は荒くれに変化している。またラゴスやビビアンとともに、リメイク版のグラフィックはFC版やその関連書籍でのイラストとは別のものに変更された。
ラゴス
エンドールの武術大会でアリーナが第2回戦で戦う戦士。素早さが高く、FC版ではブーメラン、リメイク版ではクロスボウで攻撃する。移民として再登場する際は、船乗りと最も容姿が変化している。
ビビアン
エンドールの武術大会でアリーナが第3回戦で戦うバニー姿の魔法使い。「ギラ」や「ベホイミ」の呪文を使うが、MPに限りがある。移民として再登場する際も容姿はバニー姿だが、本当は男性らしい。
サイモン
エンドールの武術大会でアリーナが第4回戦で戦う戦士。最も攻撃力・守備力が高い反面、すばやさが低い。戦闘時はモンスター「さまようよろい」の色違いであるが、移民では普通の戦士になっている。
ベロリンマン
エンドールの武術大会でアリーナが第5回戦で戦う、全身に毛を生やした魔物。毎ターンの最初に4体に分身し、本物1匹を攻撃しないとダメージを与えられない。武術大会で戦う敵の中で、唯一「モンスター図鑑」に載せられる。意外に人懐っこい性格らしく、移民時に話すとアリーナと再会できたことを喜び、移民の町で話すと厚く感謝する。
エスターク (Esturk / Estark)
アッテムトの地下深くに封印された自らの神殿で眠る地獄の帝王。両手に巨大な剣を持ち、それを武器に戦う。かつての魔族の王で、「進化の秘法」を作り出した張本人でもあり、それを自らの身体に施して究極の生物と化した。しかしこのときの「進化の秘法」は不完全であり、不老不死、不死身の力を備えているものの、マスタードラゴンによってアッテムトの地底深くに封印されている。主人公たちが到着した時点では完全に覚醒しておらず眠っていたが、本来の力を発揮できていなかったにも関わらず、凍える吹雪や斬攻撃、眠っている体から光を発して全体攻撃をするなど、実力は底知れない。また、次作『ドラゴンクエストV』にも登場する。『ドラゴンクエストモンスターズ』では、過去でも未来でもない所に存在するとされ、全てを支配する破壊と殺戮の邪神と呼ばれているなど、同じく破壊と殺戮の神・ダークドレアムと類似する点が多いが、その素性は謎とされている。
バグ
本作のFC版の初期出荷分ロムでは以下のようなバグが発生した。PS版の関連書籍『ドラゴンクエストIVのあるきかた』においては、これらのバグの一部がネタとして掲載されている。またDS版のゲーム内では、カジノコインのバグについてさりげなく語っている町の住民がいる。
エンドールのカジノのコイン売り場において、ある金額以上分のコインを購入すると、要求される金額がおかしくなる(桁あふれ)。
気球入手前に船である地点へ行くと気球に乗ったときと同じ状態が発生する(透明気球と称されている)。しかしこれを行った場合エンディングの途中でフリーズしたり、数値や技がおかしい謎のNPCが出たりする。
敵との戦闘中に一定回数「にげる」に失敗すると呪文「パルプンテ」などでしか起こらないはずの現象が起こる。その中でも8回逃げた後で戦うと、その後の攻撃が全て「かいしんのいちげき」になる「8逃げ」という現象は有名。ただし、通常敵との戦闘では4回目までに必ず逃げられるため、ボスなどの逃げられない敵との戦闘でしか起きない。
4マス分の扉(城入り口の扉)の入り口ギリギリで地図を開けると扉が増殖する現象が起きる(増殖することで、ありえない方向へ行くことも可能)。
北米版においては、コイン売り場、透明気球、大きい扉の各バグは修正されている。
発売時の事件
本作発売時に抱き合わせ商法が行われ、それが独占禁止法違反に問われた。その事件につき、公取委審決と解説が判例百選に掲載されている[5]。
発売直後、読売新聞日曜版に読者投稿イラストとしてラストボスが名前入りで載ってしまった。メーカーからの抗議に新聞サイドは謝罪した。
ガイドブック
ファミリーコンピュータ版
ファミコン奥義大全書 ドラゴンクエストIV 導かれし者たち(集英社、ISBN 978-4834210163)
ドラゴンクエストIV 導かれし者たち 公式ガイドブック 上巻 世界編(エニックス、ISBN 978-4900527379)
ドラゴンクエストIV 導かれし者たち 公式ガイドブック 下巻 知識編(エニックス、ISBN 978-4900527386)
プレイステーション版
Vジャンプブックスゲームシリーズ ドラゴンクエストIV 導かれし者たち(集英社、ISBN 978-4087791372)
ドラゴンクエストIV 導かれし者たち 公式ガイドブック 上巻 世界編(エニックス、ISBN 978-4757505919)
ドラゴンクエストIV 導かれし者たち 公式ガイドブック 下巻 知識編(エニックス、ISBN 978-4757505926)
ドラゴンクエストIVのあるきかた(エニックス、ISBN 978-4757506381)
ニンテンドーDS版
Vジャンプブックス ドラゴンクエストIV 導かれし者たち NDS版 導きの書(集英社、ISBN 978-4087794427)
ドラゴンクエストIV 導かれし者たち 公式ガイドブック(スクウェア・エニックス、ISBN 978-4757521957)
その他の書籍
小説ドラゴンクエストIV(エニックス)
第1巻 ISBN 978-4757503045
第2巻 ISBN 978-4757503052
第3巻 ISBN 978-4757503069
ゲームブックドラゴンクエストIV(全4巻)(エニックス)
第1巻 ISBN 978-4900527508
第2巻 ISBN 978-4900527515
第3巻 ISBN 978-4900527522
第4巻 ISBN 978-4900527539
ドラゴンクエストIV ワールド漫遊記(エニックス、ISBN 978-4900527645)
ドラゴンクエストIV モンスター物語 (エニックス、ISBN 978-4900527454)
ドラゴンクエストIV 知られざる伝説(エニックス、ISBN 978-4900527485) - ゲーム本編では語られることの無かった謎が明かされる短編集。
ドラゴンクエストIV マスターズクラブ(JICC出版局、ISBN 978-4796600842)
ドラゴンクエストIV導きの書ワールドガイド(エニックス) - イラストとコミックで本作の登場人物や世界を紹介するブックレット。FC版発売直前に文具店や玩具店で出回った。